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【専門家が解説】その股関節痛の原因は?知っておきたい代表的疾患と症状まとめ

  • 歩き始める時、足の付け根(股関節)がズキッと痛い
  • あぐらをかけないし、膝が倒れない
  • 深くしゃがめない、股関節が曲げにくい

こんな股関節の痛みや違和感といった症状でお困りはありませんか?

IMG-2349-1股関節は、「骨盤」という骨と「大腿骨」という太ももの骨を繋いだ関節で体重を支える体の中でも大きな関節です。その関節をメインに使い日常の歩行やランニング、立ったり座ったりという動作を行っています。

つまり、この股関節に問題を抱えるということは、日常生活に大きな問題を抱えるということになるのです。

また、一度、股関節に問題が起きると日常的によくよく使う関節ゆえに悪化しやすく、かつ治りが悪い場所でもあります。

一言に『股関節痛』と言っても、その原因や背景にある病気(病名)も様々です。

今回は、一般の方向けに股関節の基本構造から痛みのメカニズム、股関節の代表的疾患とその症状について書いていきます。

1、股関節の基本構造と痛みのメカニズム

まず初めに、股関節がどんな構造をした関節なのかを分かり易くご説明します。からだには、大小合わせて約260個の関節が存在します。そんな関節も形や種類、大きさが様々です。構造を知っておくと、この先に書く症状説明や治療法説明がとても理解しやすいと思います。

股関節は【球関節(きゅうかんせつ)】

3jiku股関節の種類は、【球関節】というものになります。球関節は、他に肩関節(肩甲上腕関節)もその一つです。

お椀とボールの関係のような関節です。

骨盤側の骨が凹んでお椀のような形をしています。一方、大腿骨(太ももの骨)側がボールのような丸い形をしています。

その二つの骨がつながることで、・前後・左右・内回り、外回りといった具合に、非常に大きな自由度を持ちます。(=いろんな動きができるということ。)先に挙げた、肩関節を思い浮かべてもいろいろな動きができますよね。

軟骨(なんこつ)と関節唇(かんせつしん)によるクッション

骨には、その端に緩衝材の役割を担う【関節軟骨】があります。それがあることで骨同士が直接ぶつかることがなく、滑らかに動くことを可能にしています。

さらに、骨盤側の窪んだお椀の淵には、深さを出すためそして、大腿骨を包み込むような形をとるために【関節唇】というものがぐるり一周付いています。瓶のふたのゴムパッキンのようなイメージが近いかもしれません。関節のつながりを強くする補強の役割です。

痛みのメカニズム

関節軟骨自体は、感覚神経と言って痛みを感じる神経がない部分もあったりするので関節軟骨同士が軽く擦れても痛くはありません。

しかし、関節のつながりに不具合だ生まれ、強く擦れ合いすぎる(摩擦が強くなる)とその摩擦で炎症を起こしたり、軟骨が大きく割れてしまったりすると痛みを感じます。

o0431024713986887477さらに、摩擦が強く軟骨がドンドンすり減りクッション性を失ってくると骨同士が直接当たり始めます。これも結構強い痛みを感じます。骨に表面は、【骨膜(こつまく)】という組織で覆われています。この組織は、感覚神経がかなり豊富に存在するため強い痛みを感じます。

その他、関節を補強する【靱帯(じんたい)】や【筋肉】【腱】なども動きの悪い関節を補強することは負担が強くかかることになります。そのため、損傷すればそれが痛みの原因となります。

2、股関節痛を伴う代表的な疾患(診断名)

股関節が痛いと整形外科を受診される方も多くいらっしゃると思います。その際、ドクターが診断をし診断名を付けます。その代表的な診断名を列挙します。また、どんな状態なのかも併せて書いていきます。

・変形性股関節症(へんけいせいこかんせつしょう)

比較的多くつけられる診断名のひとつがこちら。変形性股関節症です。

【病態】

関節のつながりが悪い状態で長年使い続けてきた結果、負担に耐えた関節軟骨が徐々にすり減り、関節の隙間が狭くなった病気です。さらに進行すると骨自体がドンドン変形し、『骨棘(こつきょく)』といって、棘(とげ)のようにとんがってきます。こうなるとかなりの激痛と共に体重をかけられなくなります。

【特徴】

女性に多く発症します。と言って、男性がなりにくいわけでもありません。

【症状】

初期:椅子や床から立ち上がる時に痛みを感じ始め、長距離を歩いた後脚の付け根やお尻・太ももに鈍い痛みを感じます。

末期:歩行時に痛むことは当然のこと、夜間寝ていても疼くような痛み(夜間痛)を感じるようになります。股関節の動く範囲(可動範囲)は狭くなり大股で歩けなくなります。痛む股関節をかばいながら歩くので状態を左右に揺らしながら歩きます。

・股関節唇損傷(こかんせつしんそんしょう)

身体をよく動かせる世代やスポーツを行う方に比較的多い疾患です。

【病態】

先に述べた骨盤側の凹み(お椀)の周りをぐるり一周覆う形で存在する『関節唇』。それに継続的に衝撃を受けたり激しく摩擦することによって、剝がれたり裂けてしまっている状態を指します。

【特徴】

『大腿骨臼蓋衝突症候群(だいたいこっとうきゅうがいしょうとつしょうこうぐん)』が近年注目されています。

これは、大腿骨や骨盤の形が変形しているため股関節を深く曲げたり、捻る時に骨同士がぶつかり、関節唇を気付つける病態です。

サッカーをはじめとするスポーツ選手によくみられます。

【症状】

車の乗り降りやあぐらをかく時、しゃがんだりそこか立ち上がる時にズキッと鋭い痛みが走ります。

股関節を動かせるときに股関節の中のほうでコク・コクという音(クリック音)がし始めます。

・特発性大腿骨頭壊死症(とくはつせいだいたいこっとうえししょう)

指定難病に指定されているもので、早期発見と専門治療が必要な病気です。

【病態】

大腿骨(太ももの骨)の先端である『大腿骨頭(だいたいこっとう)』への血流が阻害され、骨が壊死(えし)=細胞が死んでしまう病気です。体重をかけることでドンドン骨が陥没してくると激痛を伴い始めます。

【特徴】

特発性とは、原因不明ということを意味します。アルコール摂取が多かったり、ステロイド薬の大量投与などがリスク因子として考えらています。年齢は、30~50代と比較的若年層で発症します。

【症状】

前触れなく、突然脚の付け根に激痛を覚えるのが典型的な特徴です。

初期は、レントゲンでは異常が発見されづらく、MRI検査が必須です。

・関節リウマチ

自己免疫疾患の一種で関節に炎症が起こる病です。それが股関節に発生することもあります。

【病態】

免疫システムは、本来、体内に入った外敵を退治するために働くものですが、システムエラーにより自分自身の関節に存在する滑膜(かつまく)を攻撃してしまい組織が破壊します。それによって炎症がおこり、進行すると軟骨や骨までをも破壊することになります。

【特徴】

手指の関節、足の指をはじめ、股関節に痛みが出ることもあります。左右対称に痛みや腫れが出るのがごく一般的です。

【症状】

起床時、全身の関節のこわばりが現れます。また、股関節の軟骨破壊は早いスピードで進行すため、あっという間に歩行困難になるケースもあります。そのため、早期に抗リウマチ薬など投薬療法が必要となります。

・股関節周囲炎・滑液包炎(こかんせつしゅういえん・かつえきほうえん)

20230922_235035000_iOS関節内部の異常ではなく、関節周囲に存在する筋肉や腱、靱帯などの異常です。

【病態】

股関節の周囲には、殿筋群(でんきんぐん)や内転筋群(ないてんきんぐん)、外旋六筋(がいせんろっきん)、腸腰筋(ちょうようきん)など、多くの筋肉が存在します。また、骨と筋肉が擦れ合って炎症が起きにくいように【滑液包(かつえきほう)】というクッション材があります。これらが、使い過ぎなどの理由で炎症が起きた状態です。

【特徴】

スポーツを始めたばかりの人や骨盤の傾きに問題がある人、姿勢が悪い人などは、上記の組織に過剰な負担をかけやすく炎症につながり易いです。

【症状】

大転子滑液包炎(だいてんしかつえきほうえん)は、太ももの外側の一番出っ張っている骨(大転子:だいてんし)の周囲にある滑液包に炎症が起きた状態で、痛みと押すと痛い(押圧痛)が現れます。痛む側を下に横向きに寝ても圧を受けて痛みます。

腸腰筋炎(ちょうようきんえん)は、股関節を曲げる=足を引き上げるための筋肉が炎症を起こしている状態です。股関節の前面(脚の付け根)が階段を上がる時や靴下を履こうとして足を引き上げる動作で痛みが出現します。

・大腿骨頸部骨折(だいたいぶけいぶこっせつ)

r0407_seikei高齢者が転倒などした際に度々起こす骨折で、手術をすれども寝たきりの原因になることも多く大変危険です。

【病態】

大腿骨頭(丸い頭の部分)の少し下は、くびれがありほかの部位より細い部分があり、そこが骨折した状態です。

【特徴】

骨粗鬆症の方が転倒をした際に折れてしまうケースが多いです。女性が男性より多く発生します。

【症状】

受傷後(転倒後)から激しい痛みで自立も歩行もかなり不可能に近いでしょう。ほとんどのケースで手術をすることになりますが、高齢での手術ということからもその後の入院・リハビリがうまくいかず寝たきりそして、認知症まで発展してしまうケースも多くあり注意が必要です。

3、イチナナ整骨院での治療(骨の治療)

病院で「変形性股関節症の初期」と診断されたり、「骨に異常はないけれど痛む(周囲炎など)」と言われたりした場合、痛み止めや湿薬などの対処療法(目先の症状の緩和)だけで様子を見ている方も少なくないでしょう。

しかし、股関節痛の本当の原因を紐解いていくと、単なる筋肉の硬さだけでなく、その土台である「骨格・骨盤の歪み」「骨の変形」が大きく関係しています

そこでおすすめしたいアプローチが、当院が提供している独自の【骨の治療】(一野式筋肉骨調整法)です

4、17整骨院で【骨の治療】を受ける3つのメリット

・筋肉や神経、血管の土台である「骨の変形」に直接アプローチできる

一般的なマッサージや電気療法は、硬くなった筋肉をほぐすことが中心です。しかし、筋肉が引っ張られて緊張する原因は、その下にある骨の歪みや変形にあります。

当院では、痛みの根本原因である「骨の変形」をミリ単位で整えるため、筋肉の緊張が自然と抜け、神経や血管の圧迫による痛み・しびれの早期改善が期待できます。

・バキバキしない、非常にソフトで安全な施術

「骨の調整」と聞くと、強い力で関節を鳴らすような痛い施術をイメージするかもしれません。しかし、当の整体は、痛みを感じにくく、非常にソフトなのが特徴です。

施術中に気持ちよくて眠ってしまう方もいるほどなので、股関節に痛みを抱えている方や、高齢の方、妊婦さんでも安心して受けることができます。

・股関節への負担を減らし、将来の変形進行(再発)を防ぐ

骨盤や骨格全体の歪みが整うと、左右の足に均等に体重がかかるようになります。これにより、特定の股関節だけに集中していた過度な摩擦や負荷(臼蓋への負担など)が大幅に軽減されます。

今ある痛みの解消だけでなく、「将来的に変形性股関節症を悪化させないための予防」としても非常に大きなメリットがあります。

痛みを根本から解決し、日常の歩行や姿勢を根本的に見直したい方にとって、医療機関の検査と合わせて当院の骨調整を取り入れることは非常に有効な選択肢となります。

5、まとめ:早期発見と根本ケアがあなたの脚を守る

人間は、二足歩行を獲得した動物です。歩行の際は、股関節に体重を乗せ移動することになるため、ここは移動手段にとってかなり重要な部位と言えます。

さらに、日常生活でかなりの頻度使う部位であるために、悪化スピードも速くかつ、治りも悪い部位です。それ故に、早期に治療することがとても大切です。

「まだ我慢できるから」「年齢のせいだから」と放置してしまうと、関節の変形が進み、最終的には人工股関節全置換術(THA)などの手術しか選択肢がなくなってしまうケースもあります。

少しでも異常を感じたり、早めにご相談ください。

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